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魚肉ペプチドのアンチエイジング効果について 実験協力&データ提供:神奈川歯科大学生体管理医学講座・薬理学分野 吉野文彦准教授 魚肉ペプチド摂取により生活習慣病予防が期待できる 【目的】 【方法】
【結果】 血管年齢 FP摂取により血管年齢は46.8歳±13.2から40.6歳±12.2(-13.3%、p=0.066)に減少する傾向が認められた(図1)。 血液検査・尿検査 血液検査および尿検査の結果を図2〜5に示した。FP摂取後に高感度-CRPは減少する傾向がみられ(図2) 、血清LPOは有 意に減少した(図3)ことからFPの摂取が動脈硬化予防に関連していることが示唆された。また、エストラジオールは増加 する傾向が認められ(図4)、酸化ストレスのマーカーである8-OHdG(図5)は減少する傾向を示した。これらのことからFP の摂取が骨粗鬆症を予防し、酸化ストレスを抑制する可能性があることがわかった。 【まとめ】 動脈硬化症は、スーパーオキシドやヒドロキシラジカルなどのROS(活性酸素種)による酸化ストレスが要因の一つだと考えられている。本研究の結果から、継続的なFP摂取が生体内での酸化ストレスを軽減することが示され、このことは生活習慣病の予防につながると考えられる。 |